スノモノモ

ミーハーでオタクな社畜が、生き辛い世の中をなんとか生き延びていくブログ

社会人5年目、退職を決意した理由

入社1年目にして仕事内容に慣れることができず、休日に全く起き上がれない、涙が止まらなくなる、朝方に嘔吐するなど体に不調が現れ始めた。

2年目、体はもう限界で辞めようと思っていた矢先に部署異動があった。そこから2年程かけて体調はかなり良くなった…というよりは自分の体との付き合い方が分かってきた。

 

そして現在社会人5年目。退職の意思を固めた。

今まで散々同期と「辞めたい」と愚痴をこぼし合って酒を飲み、「まあ明日からまた頑張るか」などと毎日をやり過ごしてきた私が、なぜここに来て退職を具体的に考え始めたのか。理由を整理することで今後意志が揺れることのないようにしておこうと思う。


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目次

  • 未来に希望が見出だせなくなったから
  • やりたい(やってみたい)事ができたから
  • 死にゃあしないから
  • 友人が幸せを願ってくれているから

 

 

未来に希望が見出だせなくなったから

尊敬する先輩方は沢山いる。上司もとても優しく、よく転職関係の理由に挙げられる劣悪な人間関係は全く無い。本当に人に恵まれている環境だ。

しかし、私が先輩方や上司の様になりたいかと問われると、答えはNOだ。

休日を楽しみに平日5日間をただただ消費するのは嫌だ。役員の圧力でサビ残をするのは嫌だ。皆で集まれば会社の愚痴。嫌だ、嫌だ…。

 

もし結婚して子供を産むとなれば、今の環境はかなり良環境だ。

しかし、もはや会社の時間を生き延びるのに精一杯で、余暇はイラストやシナリオの勉強に充てる現状で結婚など微塵も考えられなくなった。逆に、全てを投げ捨てて婚活をして幸せな結婚生活(笑)を送ることもシミュレーションしてみたが、あまりにも自分に嘘を付きすぎていて苦しい。

ともなれば、もうこの会社にいる私に未来は無いのだ。

 

時代に合わせて働き方改革を掲げ、少しずつシステムが変わっていく弊社に希望を見出したこともあった。趣味との両立が満足に出来る日が来るのではないかと。

しかし、働き方改革を掲げる一方で、酒を飲んだ役員の口から出る本音は昭和のサラリーマン(昭和の方ごめんなさい)…会社に尽くしサビ残してナンボという思考。

ああ、この人達が居る限り変わるわけがない、と私の希望は打ち砕かれた。そして、この人達が居なくなるまで私の人生を消費する義理はない。

 

 

やりたい(やってみたい)事ができたから

去年の春にイラスト関係のプロアマが集うコミュニティに所属し始めた。

そして、去年の冬からシナリオ関連の勉強を始めた。そして、今年からイラストに関する通信講座を受け始めた。

今まで一人で自己満足に描いて(書いて)いたものが、他人に批評され感想が返ってくるという状況に、数年ぶりに胸が高鳴った。

 

もっとやってみたい。もっと上手くなりたい。もっと関わりたい。その為にこれらを仕事にしてみたい。

実績は無い。きっと、やる人間は仕事をやりながらでも結果を出す。でも私は出来ない。それを認めるしかない。

それでもやりたいのならば、それなりのリスクを取らなければいけないのではないだろうか。

破滅的な思考であるのは分かっている。それでも、今のままでは自分が耐えきれない。

 

死にゃあしないから

すぐには無くならない貯金がある。大きな借金は無い。持病も無い。アルバイトだってやろうと思えば何でも頑張れる気持ちがある。

今の会社を辞めることで優良な条件を逃すかもしれない。しかし、死にゃあしない。

現状維持のまま30代半ばになった姿を想像してみる。自分の人生に後悔して泣いて絶望して死んだように生きているだろうと思う。それならば死なない程度に堕ちても良い。もう、そこまで思っている。たくさん考えた。

 

 

友人が幸せを願ってくれているから

毎日毎日、一人で抱え込むにはしんどすぎて、「つらい」とツイートをしている。

そんな私のツイートを見て、幸せになって欲しいと言ってくれる人達がいる。長年のフォロワーさんも居るし、中学から付き合いのある友人、高校の友人、大学の友人…大切にしたいなぁと思う近くにいてくれる人達が幸せを願ってくれている…。

せめて、辛いとツイートする要因から離れたい。ちゃんと離れる事ができたよ、と報告したい。一時的でもいい、幸せだよと言いたい。言わねばならない。

 

 

 

 

 

以上。

あとは言うだけなんだよなぁ…

退職の意思を伝えられないんだよ。臆病者だよ。 - スノモノモ