スノモノモ

ミーハーでオタクな社畜が、生き辛い世の中をなんとか生き延びていくブログ

脚本の勉強、はじめました。

お久しぶりですレンチです。

最近ふと思い立って、脚本の書き方や構成の方法などを学んでいます。

ダイビングはいま完全にサボり中……脚本とイラストの両柱で手一杯です。超楽しい。超眠い(つい深夜まで夢中になっちゃう)。


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そもそもなぜ脚本を学び始めたか

立派な陰キャオタクらしく(世のオタクに失礼)、元からお話を空想したり、世界観や人物設定などを考えるのは好きでした。

小説執筆などに手を出したりもしていたのですが、一本書ききる甲斐性が無く挫折の繰り返し……。スマホのメモ帳アプリに溜まる断片的な設定やワンシーンの描写達……。

 

という中で、そろそろちゃんと一つ作品完成させたいなと思ってたところに脚本講座の募集があったので参加してみてるということです。

結論から言うと、めちゃくちゃ楽しいです。まじ超楽しい。

 

脚本と小説の違い

そもそも脚本と小説って何が違うの?というところから入ったほど初心者でした。説明を聞いているとどうやら、

 

・小説→文章で完結するもの。

・脚本(シナリオ)→映像がつく前提のもの。

 

という理解で合ってそうです。

 

例えば、「少女が悩みながら手紙を書いている」という描写を書くとして……

・小説→「少女は片思いの彼に思いを伝えるべく、悩みながら手紙を書いている」

・脚本→○少女の部屋 少女、頭を掻きながら、ペンで机をトントンと叩いている。

 

みたいな感じですかね……。例が悪すぎる。

小説では、文章で少女の悩みの詳細を描写すればいい。しかし、脚本は最終的に映像になるものなので、いくら言葉で悩みを書いても伝わらない。

 

「映像になった時に視聴者がどう感じるのか」講座を受けてて一番衝撃だったのがこの考え方です。

 

 

どうやって脚本を書いていくのか

私が受けている講座ではまず、プロットをしっかり組み立てます。

というか今回参加している講座の趣旨が、物語の構成の仕方を身につけることなので……。

 

プロットを組み立てる際に参考にするのが三幕構成。


三幕構成 - Wikipedia

三幕構成は、良く出来た名作映画を分析した結果見えてきた構成の一つのモデルのことです。

最近の分かりやすい例だと、ピクサーディズニー映画はほぼこの構成になっています。

三幕構成の詳細については、wikiに超詳しく載ってるのと、書籍もたくさん出ています。

 

簡単に言うと、

・第一幕で状況設定。ある出来事がきっかけで主人公が行動することを決意する。

・第二幕では、第一幕での決意を受けての主人公の行動。第二幕中盤から主人公はどんどんピンチに陥る。ピンチの中で選択を迫られた主人公が決断して、第三幕へ。

・第三幕は、クライマックスを含む最終幕。第二幕で散々葛藤して決断した主人公が、揺らがない決意で物事を終着させる。

 

という感じになると思います。これも色々なパターンがあるので何とも言えない……。

 

 

で、これが超難しい!

自分の考えた物語をこの構成にしていくんですけど、なかなか上手くいかないんです。

第一幕の決意の動機が弱すぎたり、第二幕で主人公が全く葛藤しなくてドラマが生まれなかったり。第二幕の決断の動機も上手くいかない。

 

主人公が果たして本当に、その状況下でその決断をするのか?

例えば、第二幕でピンチになって逃げ出してしまいたいと思った主人公はなぜ再び立ち向かうことにしたのか?なにが主人公をそうさせるのか?

 

構成で先に流れを作って主人公の行動を当てはめると、パッと見は筋が通ってるように感じるのですが、講評してもらうと「本当にここで主人公はこうするかな?」と指摘されます。そして読み返すと、確かに心境の変化が謎すぎたり……。

 

でもこの、構成を考えたり、登場人物の感情を考えたりっていうのが最高に楽しいです。

 

今の目標は、三幕構成の型をしっかり頭に叩き込むこと。登場人物の感情の動き方をしっかり追えるようになること。

 

絵も色々と練習してますが、脚本作りも気合い入れてやってきます。

二兎を追う者は一兎をも得ずとは言いますが……今はとりあえずやりたいことをやりたいだけやる。

 

仕事は最近そこそこ落ち着いてます。有給しっかり使って、残業減らして、自分の時間を確保していきましょう。

 

それではこの辺りで。