スノモノモ

ミーハーでオタクな社畜が、生き辛い世の中をなんとか生き延びていくブログ

新入社員の余興は廃止すべき

こんばんは、レンチです。

 

 

 4月になり新卒社員が入社した。

歓迎会での新人の余興は弊社の毎年の恒例だ。

入社一年目当時の歓迎会は今でも鮮明に思い出せる。入社して早々、余興を強制させられて「これが社会か…嫌だ…」と苦しんだからだ。

 

本当に新人の余興は社会に必要なのだろうか?

私は余興の強制は廃止すべきだと考える。

 

とにかく精神的に苦痛が大きいからだ。

歴代の余興のビデオを見せられ、自分達でネタ出し、研修が終わったあと会社外で練習。

当日は酔っ払った社員一同の前でダンスを踊った。盛り上げてくれる雰囲気は有り難かったが、何よりも恥ずかしかった。

他の社員がどう感じているかは分からないが、毎年新人の余興を目にする度に自分の苦い経験が思い出されて心がキュッとなる。

アキラ100%が流行った年には、新人男社員はあのネタを真似た。明らかに恥ずかしがっている社員も居て、見ていて辛くて泣きそうになってしまった。

 

だがしかし、余興によって生まれるコミュニケーションもあるのは確かだ。

新入社員と役員の年齢差は大きい為、共通の話題が無い。しかも、新入社員は仕事に関する話や社内のネタも通用しない。

そんな中、余興のおかげで「あの出し物良かったよ」「面白かったよ」という声掛けのきっかけが生まれる。これは、役員に顔を売りたい新入社員と、若手とコミュニケーションを取りたい役員双方にとって益となる。

 

だが、余興が無いとコミュニケーションが取れないというのはただの言い訳に過ぎないのではないだろうか?

本当に役員と新入社員がコミュニケーションを取りたいのならば、役員は新入社員の学生時代の話や展望を自ら聞きにいけば良い。

新入社員も、役員や社員と話がしたいのならば自ら動いて興味を持って話しかければ良い。

それでもインパクトを残したい。より強い話のきっかけが欲しいという貪欲な社員だけが余興をやればいい。

余興をやらなくてもコミュニケーションが取れる優秀な新人社員も居るはずだ。

 

 

だから私は、新入社員に余興をさせるなとは言わない。

だが、余興を強制するのは廃止にすべきと考える。