ダリフラのアニセミ行ってきて胸が熱くなった話
お久しぶりですレンチです。
結構前ですが、
アニセミhttp://anime.sonicacademy.jp/seminar/semi05/
行ってきました。
ダーリンインザフランキスというアニメにドハマリしまして、特に作り手側に興味があったのでチケット発売と同時に購入してワクワクしながら参加してきました。
時間たっぷりに作品への姿勢や考え方などを熱く語る、錦織監督とキャラクターデザイン総作監の田中将賀さん。
錦織監督の、「自分のやりたいことやりたい人を呼んで伝えて、そういう人達を満足させる責任を持つ」
田中さんの、「作品をより良くするためにひたすらやる。考える」
という考え方、作品への姿勢が伺えて胸が熱くなりました。
作品作りをする、人と何かをすることにこんなに真剣に物事を考えている人がいるのかな。(少なくとも自分の周り、弊社にはいないんじゃないか…)
色んな人がいる、いろんな原動力で動いている人がいる。使い所を見極めること、本当に合わない人間はやっぱりいるからそういう人をしっかり切ること。
成果を挙げないで対価を要求する人を切ることで示しをつける。
人のこだわりは面倒くさい。自分が何を求められているのか、面倒くさいところが求められているのなら出していかなきゃいけない。
こだわりはなくしてはいけない。
悔しいこと辛いことはたくさんある。発散する術を持つ。
田中さんでも、気晴らしはゲーム。絵は一切描かない。
どんなにキャリアを積んでも上を見たらきりがないし、下を見てもきりがない。
自分が本当に絵が好きなのか、自分の考えに潰されてしまう。それは誰にでもある。
仕事だから好き勝手には描けない。作品のために、作品がより良くなる選択をする。でも、自分のこだわりやもっとこうしたい!という点も盛り込む。引っ張る。そういうことを少しずつやるのも大切。
個人的に田中さんがどこまでもストイックで、少し恐ろしくなるくらいでした。
創作へのエネルギーが貰えた大変良いイベントでした。
もちろん、ダーリンインザフランキスについての設定や修正作画、作品が出来上がるまでの経緯等々、作品のファン目線からでもとても楽しい時間でした!